「原則中心」の感想と評価

ジェームス・スキナーの「原則中心」の感想と評価

原則中心

書籍名原則中心
価格2,000円+消費税
内容プロローグ 一枚の図との衝撃的な出会い

第1章 なぜ会社が変わらないのか

第2章 経営の王道

第3章 リーダーシップ・パラダイムの進化

第4章 リーダーシップの4つの役割

第5章 会社のスコアカード

第6章 協定を結べば、すべて良し

第7章 激流の時代を生き抜くためには

あとがき

 

私の感想と評価

 

原則中心は、多くの人が知る「7つの習慣/スティーブン・R・コヴィー」のリーダーシップ編と書籍の表紙には記されています。

 

7つの習慣といえば、ジェームス・スキナーがアメリカから日本に持ち込み、大ベストセラーに仕立てあげた経緯があります。

 

私ももちろん過去に7つの習慣を読んでいますが、人間性や私個人の性格や振る舞いがどうあるべきかについて深く考えさせられました。

 

それに対し、原則中心では、組織の中でリーダーとして人間性や自分個人の性格や振る舞いがどうあるべきかについての成功法則を学ぶことができます。

 

そして、そから発展して、リーダーとしていかに企業を改善できるかという具体的な手法についても学ぶことができます。

 

ですので前提として、リーダーではない人や今後リーダーになるつもりがない人が読んでも、参考になる部分はありますが、方向性としては違うと言えるでしょう。

 

逆に現在すでに会社を経営している人ほど、得るもの、すぐに事業に生かせるものが多くあります。

 

その1つとして、とても参考になることがあったので、内容の一例としてここで紹介したいです。

■成功しない企業
従業員はマネージャーの顔色を見て仕事をする
マネージャーは役員の顔色を見て仕事をする
役員は社長の顔色を見て仕事をする
社長は株主の顔色を見て仕事をする
それでは一体、誰がお客様を見ているのだろうか

 

■成功する企業
従業員がお客様を見て仕事をする
そんな従業員をマネージャーがサポートする
従業員をサポートするマネージャーを役員がサポートする
社長は従業員やマネージャー、役員が仕事をしやすい環境を整備する
そしてお客様が満足し、結果それが株主のニーズに応えることになる

 

私はこの原理原則を知って、頭を強く殴られたかのような衝撃がありました。

 

これはあくまでも一例ですが、原則中心ではこのように企業の間違った構造や構図、仕組み、組織の構成要素などをあるべき姿に変えるための考え方も学ぶことができます。

 

ジェームス・スキナー特有の、物事の構成要素やその関連性を俯瞰的に見て、分解し、問題の解決にあたっていくプロセスには特に大きなヒントがあります。

 

私はコンサル系のビジネスをしたことはありませんが、このような物事の見方と理解ができればコンサルビジネスもできるのではないかと可能性を感じたほどです。

 

後に機会がきたときはぜひコンサルビジネスにも挑戦してみたいと思いました。

 

これまでのジェームス・スキナーの書籍は成功の9ステップやお金の科学など成功に必要なマインドを学ぶことが多かったです。

 

それに対して、原則中心ではマインドだけでなく、具体的な経営手法についても学ぶことができ、まるでジェームス・スキナーの企業コンサルを受けているかのような内容でした。

 

正直なところ、この内容で2,000円という金額は安すぎると感じました。

 

この書籍の中でたった1つでも自社への改善アプローチが見つかればそれだけで簡単に元は取れてしまうでしょう。

 

まだビジネスを保有していないなどこの段階にいない人は、まずは成功の9ステップから学んでみてください。